2008年1月10日木曜日

映画「氷壁の女」 アメリカ・1982年

映画「氷壁の女」FIVE DAYS ONE SUMMER アメリカ・1982年 108分
監督:フレッド・ジンネマン/出演:ショーン・コネリー、ベッツィ・ブラントリー、ランベール・ウィルソン、ジェニファー・ヒラリー/撮影はアルプス、ベルナーニ山塊の山々に囲まれたポントレスティーナという小さな町を本拠地に、ケーブルカーとヘリコプターで行われた。危険な撮影ではイギリスの登山家の協力を得ているが、大半、俳優たち自身が登っている。暗い過去を背負っているらしき、初老の男と若い女。観光でアルプス登山にやってきた二人の過去にまつわる回想と、アルプス山中で起こるある事件を通して描かれる。ジンネマン監督晩年の秀作。登場人物を極限まで減らし、彼らの現在と過去の心理のやりとりが重厚に交錯する構成で、舞台劇を思わせる緻密な作品に仕上がっている。アルプスの、美しさと不気味さの同居する風景を捉えた撮影も見事で、繰り返しの鑑賞に耐える“本物の映画” である。円熟味を増したショーン・コネリーの風格のある演技が素晴らしい(日本初公開は1983年/1988年にワーナーからVHSビデオテープが発売されたが現在は廃盤・レンタル屋さんを探してみては)
(映画情報と解説の一部を allcinema online より引用させていただきました)
(当ブログでは、登山、山岳などに関連する映画を不定期に紹介してます)

2008年1月7日月曜日

映画「アルピニスト 岸壁に登る」1959年

「アルピニスト・岩壁に登る」 (1959) LES ETOILES DE MIDI 80分
フランスのドキュメンタリストとして有名な、「極地にて」などを発表したマルセル・イシャックが監督した山岳映画(ドキュメンタリー)日本山岳会推薦。
フランスの登山家ルネ・ドメゾンは、1957年の冬にドリュの西壁を完全登攀し、1959年にはネパール・ヒマラヤのフランス隊隊員として活躍した。カメラはシャモニの針峰部を登るドメゾンを追う。脚本を担当したジェラール・エルゾーグはアンナプルナ初登頂に成功したモーリス・エルゾーブの弟で、本職はテレビのシナリオ・ライター。山を扱った映画は相当数あるが、ロック・クライミングの実際を克明に見せ、アルプス登攀を少しのトリック撮影もまじえないで記録された映画は少ない。カメラマンはアルピニストとともに実際に岸壁をよじ登り、重い機材を携行し危険をおかして撮影している(カメラはドイツ・アーノルド・リヒター社、アリフレックス35)
見どころは、氷壁を登るリオネス・テレイのアイス・テクニックで、垂直な氷壁をどのように登るのかが、素人にもよく分るように撮影されてる。
グラン・カピュサンはモンブラン山群のバレ・ブランシュにそびえる3870mの大岩峰で、東壁は標高差450m。1951年に初登攀された、アルプスでも最も困難な岩壁の一つである。
現在、DVDもビデオも未発売で海外からの入手以外鑑賞の手段はないようです(日本での劇場初公開は1959年)
(映画情報と解説の一部を allcinema online より引用させていただきました)
(登山、山岳などに関連する映画を不定期に紹介してます)

2008年1月1日火曜日

新年明けましておめでとうございます

2008年 明けましておめでとうございます。
今年も皆様の健康と、「努」YUMEの会での楽しい登山、さらに会の発展をお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。