2008年1月7日月曜日

映画「アルピニスト 岸壁に登る」1959年

「アルピニスト・岩壁に登る」 (1959) LES ETOILES DE MIDI 80分
フランスのドキュメンタリストとして有名な、「極地にて」などを発表したマルセル・イシャックが監督した山岳映画(ドキュメンタリー)日本山岳会推薦。
フランスの登山家ルネ・ドメゾンは、1957年の冬にドリュの西壁を完全登攀し、1959年にはネパール・ヒマラヤのフランス隊隊員として活躍した。カメラはシャモニの針峰部を登るドメゾンを追う。脚本を担当したジェラール・エルゾーグはアンナプルナ初登頂に成功したモーリス・エルゾーブの弟で、本職はテレビのシナリオ・ライター。山を扱った映画は相当数あるが、ロック・クライミングの実際を克明に見せ、アルプス登攀を少しのトリック撮影もまじえないで記録された映画は少ない。カメラマンはアルピニストとともに実際に岸壁をよじ登り、重い機材を携行し危険をおかして撮影している(カメラはドイツ・アーノルド・リヒター社、アリフレックス35)
見どころは、氷壁を登るリオネス・テレイのアイス・テクニックで、垂直な氷壁をどのように登るのかが、素人にもよく分るように撮影されてる。
グラン・カピュサンはモンブラン山群のバレ・ブランシュにそびえる3870mの大岩峰で、東壁は標高差450m。1951年に初登攀された、アルプスでも最も困難な岩壁の一つである。
現在、DVDもビデオも未発売で海外からの入手以外鑑賞の手段はないようです(日本での劇場初公開は1959年)
(映画情報と解説の一部を allcinema online より引用させていただきました)
(登山、山岳などに関連する映画を不定期に紹介してます)

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