2009年6月29日月曜日

羊蹄山(1898m)登山(2009.06.28)

6月28日(日)羊蹄山・真狩コース登山。前日(27日)夜10時過ぎ「羊蹄山自然公園真狩キャンプ場」に到着、テント泊。夜空は満天の星が輝き快晴の予感!翌朝4時40分起床!朝食をとり支度をして5時16分登山口を出発。歩き始めて直ぐに急登があるがその先は裾野を登る。5時32分1合目、5時50分2合目、晴天の早朝!右手には尻別山の中腹が霞んで見えている。6時11分3合目、気温は徐々に上がって汗も流れてくる!6時43分4合目、この辺りから山道は細くジグザグになり傾斜がキツク樹木の根が張り出し石も多い!足を高く(ちょうど階段を2~3段ずつ登るように)踏み上げて登らなければならない。今のところ順調なペースで登っている!7時31分5合目、1000m近いので周辺の山々や村が一望でき素晴らしい眺望!日曜日ということもあり次々と登山者が登っていて本州から、道内各所から、グループやご夫婦、老若男女と様々で蹄山は人気の山ということがわかる!8時6合目、きれいな花々が疲れを癒してくれる!8時41分7合目、朝からずっと雲ひとつなく暑く汗が切れ目なく流れ喉が渇くので持参の飲料水が見る間に減ってくる!9時8合目、ここから9合目へは南西に尾根を右回りに巻くように進み、途中ガレ場を通過する。暑いせいもあり疲労感が増してきてる。9時29分9合目、頂上への直進と左手の非難小屋に向う分岐点だ!進みながら左前方に非難小屋、その右手に白く鮮やかに残雪が見えて涼しげ!9時35分真狩ピーク(1860m)に到着!しばし休息をとり10時21分、大火口(父釜)を逆時計回りに登ることに・・、かなり険しい大小の火口壁をコルに向う!やせた岩場は足場が悪く細心の注意が必要。険しい岩場に可憐な高山植物が咲いていて、この場所が自然で似つかわしく居心地が良さそう!11時13分山頂に到達!突き抜けるような晴天下!初登頂の空気は格別に美味しい!出発前には頂上の風と寒さを危惧していたのが、半袖のアンダーシャツ一枚で爽やかな風が涼しく心地良い!休憩し記念写真を撮ってそのまま火口を一周し真狩ピークに戻ったのがちょうど12時。そこで食事をし、コンロでお湯を沸かしコーヒーを飲む!美味しい!40分ほど休んで下山開始!まだまだ気温は高く暑いので頻繁に水分を補給しながら下る。2合目辺りでとうとう持参の飲料水が底をつく!午後3時50分登山口に無事到着!下りに3時間10分ほど要した。気持ちはちょっぴり余力を残したつもりだがやっぱり疲労は極度に近い。登山口標識の前で一人記念撮影をして、改めて空を見上げると雲もなく素晴らしい青空!今回も天気に恵まれ念願の登頂も叶い満足!今年一番!?の山行となりました。


2009年6月25日木曜日

尻別岳(1107m)登山・6月24日(水)

6月24日(水)午前6時30分函館を出発。約3時間で尻別岳登山口に到着。午前9時45分出発、山道を5分ほど進むと右にリフトが出現(ここが橇負山頂上か?)天気は函館出発時には晴天!気温が上昇気味だったのが、現地に着いて尻別山頂上を見上げると霧で霞んで見えない、日差しもあたらず暑くないので登山にはむしろ最適か!笹薮の中緩やかなアップダウンを繰り返しながら尾根を登って30分左手に「あと2000m尻別岳遊歩道」の標識。この辺りから道沿いにエゾシオガマ、カワラナデシコ、エゾカンゾウ、チシマフウロ、の花々が咲いている、頂上までの稜線が流れる霧の合間に見え隠れしている。右側を望むとオロフレ山、白老岳、徳舜瞥岳、ホロホロ山も霞んで見える。下は国道とルスツ高原スキー場や立派なホテル、パークゴルフ場、遊戯場、貫気別山も見える。ここから一旦急な下りになり、さらに進むと今度は厳しい急勾配になる、途中には急登を考慮した丸太の階段が設置されている、照りつけ始めた陽の下、滑りやすい粘土質の道を(午前11時)慎重に登る。幾度も休息しながらゆっくりと進み11時38分、左手に「あと500m尻別岳遊歩道」の標識が・・、前方は見通しが良く稜線がくっきりと筋になって見えるが、頂上は霧が強い風に吹かれ遮られて見えない。11時57分「あと100m尻別岳遊歩道」の標識。そこから4分ほどで頂上(12時01分到着)真ん中には風雨に晒された「尻別岳山頂」の標識と三角点の石柱が据えられ、右手奥に「喜茂別方面→」の標識も設置されている。その道は笹で覆われホール状になっていて掻き分けて進むにはちょっと勇気がいる。その他にも頂上までの別のルートがありそうだがよく確認できなかった。頂上には先に到着した若いカップルと他に男性が休息していた。昼食をとりながら眼前の羊蹄山の全容を見ようと天気の行方を待つが霧で上が見えない。20分ほど休憩して下山を開始!(12時32分)急登の下りは滑りやすく難儀する。青空の下素晴らしい風景を眺めながら慎重に下る!気温は上がってきて遮る樹木がないので暑い!流れ落ちる汗を拭き小まめに水分を補給する。急がず落ち着いたペースで進み午後2時10分登山口に到着!帰路、真狩村に入り「まっかり温泉」で汗を流して疲れを癒す。国道を豊浦方面から午後7時前に無事函館に到着。今回も天気も良く素晴らしい山行となった。











2009年6月22日月曜日

蝦夷松山(667m)~雁皮山(743m)登山・6月21日(日)

6月21日(日)連日ぐずついた天気でこの日の天気予報も曇り時々雨、山は霧がかかって気温は上昇ぎみ、朝8時の時点では降りそうな気配なので迷うが決行することに!函館市東山方面のKGゴルフ場の駐車場を9時10分出発!舗装道路と砂利道を進み始めて間もなく空が明るくなってきた。ゲートを過ぎてしばらくしてから登山道へ行く山道を左折、3~4分で「蝦夷松山登山道」の標識がある。20分ほど歩くと十字路に出る、そこには棒杭に2つの標識(蝦夷松山登山道・B地点)と(左方向を指した・花の道)があり、さらにすぐ先に白樺の樹に「登山路」の標識と鍋がぶら下がっている。そこから細く雨で湿った登山道を進む、途中ぬかるむほどではないが道は濡れて滑りやすくなっている。気温は徐々に上昇し暑さが増して汗が流れる。予想していた以上に水分補給が必要!(最低1L)、30分ほど進むと急斜面の岩場がありロープが下がっていて、ここを登りきって間もなく蝦夷松山頂上だ。直前に一瞬激しい雨が降りだすが合羽を取り出す間に直ぐ止む。10時33分頂上に到着、記念撮影!三森山、KGゴルフ場、ダムや函館山も見える!3分間休憩して雁皮山を目指す!気温も少しずつ上がって霧も晴れ雲の切れ目に青空!登山道の稜線は細く曲がりくねってアップダウンの繰り返しがあり岩も多く、足元は細心の注意が必要!11時37分、「石南花山」の標識を通る。しばらくして高度715m辺りに頂上かと思わせるような狭い平坦な岩場があり戸惑うが、頂上にしては標識もなく高度も足りない。先を望むと一段高い山がすぐ傍に観えている。そこに向って一度下って登りきったところが雁皮山頂上(12時5分到着)頂上には大小2つの(手に持てる程度)の標識があった(一つは地面に)、日差しを遮る樹がなく暑いので先ほどの平坦なところまで戻って昼食。汗のせいか虫が寄ってくるので持参の香取線香を焚きながら食事をとる、汗だくで疲労感もあり持参のおにぎりを一つだけ食べたが、何よりも水が最高に美味い!20分ほど休憩して下山開始。順調なペースで約40分で"蝦夷松山"、やはり下りは早い!午後2時30分過ぎに駐車場に到着。今回ばかりは天候は期待できないと半ば諦めていたのが、途中から青空の好天気。山は起伏も多く最初の30分はけっこうキツイ!特に夏の登山は暑いので充分な量の飲料水を携行し、途中何ヶ所かロープを伝わなければならない所があるので手袋も必要、高山を登る前のトレーニングにこの山に登る登山者もあるそうで、函館近郊で低山でつい気軽に思いがちだが侮れない山と強く印象に残った山でした。




2009年6月11日木曜日

目国内岳登山(1,220m)2009.6.10(水)

6月10日(水)この日の天気予報は曇り夜半から雨。下山する までは降らないよう祈りながら午前9時40分登山口より出発する。午前6時30分函館を出発してこの登山口へは函館方面から国道5号線沿い蘭越町消防署先の信号交差点を左折、尻別川の橋を渡って間もなく新見温泉行(10km)の標識を右折する。新見温泉前ゲートからはカーブが続き車巾も狭くなり間もなく左側に駐車場がある。10台以上は置けトイレも設置されており少し下がったところに登山口、道路を挟んで向かい側に"白樺山の登山口も。ゆっくりと順調に4合目まで登って、間もなく前目国内岳(標柱)頂上に到着。振り返ると白樺山、シャクナゲ岳、ニトヌプリ、アンヌプリのニセコの山々が一列に、日本海側は岩内岳、岩内市街や湾も見える。コルを通過し目国内岳目指して5合目前辺りから流れる霧に見え隠れしてゴツゴツした岩山が上に見える。眼前には登山道の曲線もくっきりと・・。斜面の所々には残雪が居場所をはばかるように新緑の窪みに光って見える。岩の門(門のように大きな岩の合間を抜ける・・)を通り7合目、 這松と石を避けるように進み8合目を過ぎたあたりから風が強まりガスってくる。9合目から頂上直下は進路を阻むかのような大きな岩の合間を縫い伝って行 かなければならない。足を踏み外したら骨折は免れないような岩場を、ルートが判るよう赤いペンキで描かれている矢印を辿り頂上まで登る。初めての登山者で も躊躇わずに登り易く安全なルートが確保できるのはこの印のお陰で本当に有難い。12時10分山頂に到着。風が強く足を滑らせると危険なので無理をせず4 人が山頂標識を背に記念撮影、早々に直ぐ下の岩陰に降り昼食を摂る。同じく付かず離れず登って来た男女5人のグループ(小樽と札幌から)も休憩していて挨拶を交 わす、気の合った仲間同士!本当に楽しそう!もちろん私たちも!充分に休息し記念撮影をして12時40分に下山。往復路およそ4時間の山行で、懸念されたアップダウンでの体力消耗もさほど無く、広がる青空、雪渓(残雪)、日本海、雲、霧、風、連なる山々を前に、今回もまた登山の魅力を新鮮に味わえた記憶に残る山行となりました。今のところ計画した登山は全て好天!天候に恵まれているのが何よりで今年は幸先が良いです。